〈障害程度など〉
「あ」「い」「う」「え」「お」はできつつありますが、意味のある発語はまだありません。 食事中や関心事に集中している時をのぞけば、じっとしていることが困難です。
〈通園頻度・きっかけ〉
ほぼ週3ペースで通っています。妻は生後1年未満の段階で発達障害を疑っていました が、私は職場の同僚や先輩からの「男の子は3歳くらいまでなら発語がなくても大丈夫」と いう言葉を真に受けていました。2歳を過ぎたころからチューリップやほかの療育機関へ の通園をしています。通園の提案をしてくれた妻には、感謝の気持ちでいっぱいです。
〈チューリップに通い始めてからのお子様の成長〉
日々一緒に過ごしているとなかなかわかりにくいものですが、最初は全くできなかった 水筒のプッシュボタンを押して飲み口を出す、少しずつですが発語の模倣、「いただきます」 のポーズ(両手を合わせる)、危険な行為をしそうなときに強い口調で「ダメ!」と声掛け すると以前はパニックを起こしていたのが、現在は一旦動きを止めてくれるようになりま した。T(さん)はブロックを高く積み上げたり、フィギュアをきれいに並べて悦に入るこ とが多いです。M(さん)は音の出る玩具を好み、文字は読めないもの絵本をペラペラめくって楽しんでいます。
〈ご家族にとってチューリップとは〉
3か所の療育施設に通園中ですが、なかでもチューリップさんには2人ともかなりの割合でお世話になっていて、彼らにとっては団体行動も学べる貴重な空間になっていると思 います。他の療育はマンツーマン指導なので、語弊があるかもしれませんが、最も穏やかに マイペースで過ごせるひとときではないかと、勝手に推測しています。残念ながら、私には まだ息子たちの将来像が見えてきておりません。当面は2人の健やかな成長を過度な期待 を抱かずに見守っていきたいです。